IRON AIRSOFT( アイアンエアソフト ):かゆい所に手が届く?!
コレ欲しかったんだよね!を作ってくれる「わかってる」エアガンパーツメーカー
IRON AIRSOFT( アイアンエアソフト )は台湾に拠点を置くエアガンパーツメーカーだ。手掛けるパーツのカテゴリは非常に幅が広く、本体や電子パーツ以外のほぼ全ての領域をカバーする。金属パーツや樹脂パーツの種類の豊富さはエアソフト業界随一と言えるだろう。
ただ、 アイアンエアソフト は闇雲にパーツの種類を増やしているのではない。その時のエアソフト業界の流行りやミリタリーで新たな動きがあった時など、ユーザーが欲しいと思っているモデルや逆にユーザーに欲しいと思わせるような、絶妙なラインナップを突いているところが素晴らしい。そして製品化へのスピードが早いのも特長だ。
アイアンエアソフトには、機能パーツを除く外装パーツについてはオリジナルデザインはほぼなく、実銃パーツとして存在するモデルのレプリカが主力製品だ。
成型技術やアルマイト処理のレベルは高く、トップクラスとは言えないまでもかなりしっかりとした製品作りが徹底されている。アルミ製品についてはもちろん6061アルミ合金を使用し耐久性もバッチリだ。
最近では、アメリカ海軍特殊部隊NAVY SEALs(ネイビーシールズ)から独立した対テロ部隊、DEVGRU(デブグル)が使用していることで注目されるNOVESKE(ノベスキー)N4に関連したパーツをどのメーカーよりも早くリリースしたことが話題だ。
DEVGRUが使用するNOVESKE N4はアッパーレシーバーがGen3、ロアレシーバーがGen1、カラーは9インチNSRハンドガードも含めてダークアースとなり、既存のパーツで作るにはかなりの手間と費用が掛かる。 アイアンエアソフト ではいち早くこの難点を解決するべく、1つのセットでDEVGRU仕様のNOVESKE N4が再現できる東京マルイMWS用のコンバージョンキットを発売。(写真のトレポン用キットは2021年10月現在、ごく少量の生産のためコンプリートでの販売となります。)
また、N4に装着されるDEAD AIR SANDMAN-S サイレンサーのレプリカや専用ハイダーをリリースしたのも アイアンエアソフト が最初だ。
ホットな製品ラインナップで注目を集めるだけでなく、作り出される各パーツを極力それぞれのエアガンカテゴリーで複数用意してくれるところがアイアンエアソフトの優れた点である。電動ガンやガスブロ、トレポンなど、同じモデルでもユーザーの使用するエアガンに合わせてチョイス可能なのは、ユーザビリティーを考慮してくれているメーカーという証拠だ。
マニアックなモデルに関してはやはりそのようなユーザーが集まりやすいガスブロやトレポンに限ってリリースされる場合もあるが、いわゆるメジャーどころの実銃メーカーレプリカに関しては電動ガン用、ガスブロ用、トレポン用、マルイMWS用など、カテゴリ間で共有できないパーツはそれぞれ〇〇用というかたちで製品化されている。
他のエアガンパーツメーカーが手掛けた製品に合わせ、足りないパーツを補完するようなパーツラインナップがあるのも アイアンエアソフト ならでは。バトルアームズレプリカをはじめとしたアウターバレルやガスブロック、チャージングハンドルなどは、コンプリートを手掛けるカスタムショップとしても有難いポイント。
また、アイアンエアソフト はこんなカッコイイもの・使いやすいものがあったのか、と驚いてしまうほどマイナーな製品をリリースすることもしばしば。エアガンパーツとして登場しなければ存在に気が付かなかったかもしれないような、小さな実ガンパーツブランドのパーツであっても、これは良いものだと判断したものは製品化していく姿勢には敬服する。
ユーザーの「コレを待ってました!」というポイントを突くことで、他のパーツメーカーと競合するのではなく共存するスタイルを取る アイアンエアソフト はもはやエアガン業界にはなくてならない存在だ。
無いもの・足りないものはウチが作る!という姿勢は貴重な存在であるし、 アイアンエアソフト はこれからも注目して欲しいエアガンパーツメーカーの1つだ。
アイアンエアソフト最新情報:PWS MK1 MOD2 コンバージョンキットを発売予定!